残業代計算から会社への請求・回収まで、残業代請求の経験豊富な弁護士が対応!

歯科技工士の残業代請求 解決事例

人手不足の業界が最近多くなってきていますが、歯科医院の歯科技工士の方も人手不足と診察時間の長期化などの影響を受けて、長時間労働に従事せざるを得ないことがよくあります。
このような場合、残業代や休日手当が支払われるべきですが、採算が悪くなる(歯科医院の競争も激化していると聞きます)、あるいは管理者が歯科医師の先生で時間外労働に無頓着であるといった事情のために、会社側は、支払われるべき残業代を過少に支払ったり、全く支払わないケースさえあります。
歯科医院の場合でも、通常の職場同様、タイムカードで時間を管理するところも多く、また診察時間などから客観的な労働時間を立証できる場合が多いですので、諦めずに適正な残業代を計算し、会社に対し請求することが重要です。

2年分の残業代請求を行い200万円の解決金で和解

事案内容
依頼者は、正社員の歯科技工士として働いていましたが、どんなに残業しても毎月の給与はほとんど変わりませんでした。
そこで、退職と同時に、弁護士に残業代請求を依頼していただき、2年分の残業代を請求しました。
争点と内容
給与明細上、残業代の一部は支払われていたものの、タイムカードから算定できる残業代の金額とは大きく乖離していました。こちらはタイムカードから算定される金額から既払いの金額を引いた250万円余りを請求しました。
会社側は、当初はこちらの請求に全く応じない構えを見せましたが、タイムカードから算定される残業代と実際に支払われていた残業代の乖離を説明することができず、請求後しばらくすると100万円程度ならすぐに支払うと申し出てきました。
解決結果
金額について開きがありましたが、粘り強く交渉した結果、200万円の解決金で示談をすることができました。
依頼者としても、ほぼ全面的に主張が認められたことから、非常に満足されていました。

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