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パン職人の残業代請求 解決事例

意外かもしれませんが、パン職人は、未払残業代が多い職種の一つです。
パン職人は、早朝には焼きあがったパンを店頭に並べなければなりませんので、朝が早く、その分の深夜手当などがよく未払いとなります。
また、慢性的な人手不足であるため、週の休みが1日しかなく、週40時間を超えて労働することが常態化しており、その分の残業代もよく未払となっています。

タイムカードなしで約150万円の残業代を獲得

事案内容
依頼者は、個人営業のパン屋で、パン職人として雇用され、4時ごろから15時ごろまで、週6日の頻度で勤務を行っていましたが、基本給以外の残業代や深夜手当などは一切支給されない状況でした。
そのため、約1年で退職し、退職と同時に残業代請求のご依頼をいただきました。
争点と内容
依頼者が働いていた事業所は個人営業で、規模も小さかったため、労働時間はタイムカード管理されていませんでした。
しかし、パン屋の営業時間から逆算して、最低何時間前にはパンの製造を始めなければならないかなどの1日の作業スケジュールはわかりますので、それらの点を詳細に主張することで労働時間を立証し、約200万円を請求しました。
解決結果
パン屋側も、作業スケジュール自体を争うことはしませんでしたので、話し合いの結果、約150万円の和解金により解決することができました。

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